牛めし店の厨房や工場で出た野菜の芯と外葉が、家庭菜園の土づくりへ向かいます。カインズは8月28日、松屋フーズの食品残渣を使った『牛めし屋さんのリサイクル堆肥』を50店舗で販売すると発表しました。丼に入らなかった野菜の次の配属先は、植木鉢です。

材料になるのは、キャベツ、レタス、白菜、玉ねぎなどを調理する前に取り除いた芯や外葉です。松屋フーズの店舗と工場から集め、堆肥化の工程でフルボ酸、カキ殻、ワカメなども加えます。食べ残しをそのまま袋へ入れる製品ではなく、調理工程の端材を発酵・熟成させた土壌改良用の堆肥です。

松屋フーズは、店舗や工場の食品残渣を堆肥へ戻す取り組みを約25年前から続けてきました。これまでは主に契約農家へ供給し、その畑で育った米や野菜を店舗で使う循環をつくってきました。今回は販売先をホームセンターへ広げ、家庭菜園やガーデニングでも選べる形にしました。

商品は25リットル入りで税込498円。8月9日にカインズ50店舗で販売を始め、今後は取扱店を順次広げる予定です。店舗ごとに在庫状況は異なります。牛めし店から畑へ、さらに家庭のプランターへ。野菜の芯が、食卓の外側でもう一周します。