米メイン州バスのメイン海事博物館で8月21日、使い終えたロブスター漁のロープを玄関マットへ編み直す教室が開かれます。地元の漁師が使った、色とりどりで風雨にさらされたロープを、その丈夫さごと再利用します。海では漁具、陸へ戻れば靴底係。かなり大きな配置転換です。

会場はケネベック川沿いで、開催時間は午後4時から8時まで。1回は一時間で、各回に用意される枠は2人分です。参加費は一人125ドル。材料はすべて用意され、経験は不要で全年齢が参加できます。大人数で急いで結ぶのではなく、少人数で一本ずつ形を整えます。

メイン州海洋資源局の規定を見ると、ロブスター漁のロープは単なるひもではありません。水面へ浮く線を避けること、沈む線を使うこと、浮標へつながる線を識別表示することなど、使う場所と役割が細かく定められています。海で働いていた頃から、ロープには担当部署がありました。

教室では、伝統的なロープ編みと海洋ごみの再利用を一つの作業へまとめます。完成品は飾るだけでなく、実際に使える玄関マットです。メイン州の現役の港文化を学びながら、役目を終えた道具へ次の仕事を渡します。玄関に置けば、海から来たことを毎日踏んで確かめられます。