ドイツ・ミュンヘンのブランドホルスト美術館は7月25日、子どもと家族向けのワークショップ『私とフェリックス・ザ・キャット』を開きます。最初の課題は、館内の展覧会で黒と白の漫画猫フェリックスを見つけること。見つけたあとは鑑賞だけで終わらず、参加者のほうが猫になります。

用意されるのは仮面、衣装、メイクです。うれしい猫、怒った猫、悲しい猫など、表情も設定も自由。グリーンスクリーンの前で写真を撮り、デジタル加工やAIを使って、自分を四本足の漫画キャラクターへ変身させます。美術館の公式案内は、その姿を『四本足の生きた絵文字』と表現しています。

完成した猫キャラクターは印刷されます。参加者は紙、鉛筆、はさみを使い、その猫が暮らす世界を作ったり、短い漫画にしたりできます。ワークショップを担当するのはアーティストのルパート・イェルクさん。参加は無料で事前予約は不要、午後2時から4時までの間なら途中から加わることもできます。子どもは大人の同伴が必要です。

もとになったフェリックスは、展覧会『Long Story Short』に置かれた高さ約10メートルの膨らむ作品です。かつてテレビ放送の試験画像にも使われた漫画猫が、いまは美術館で来場者を猫へ変える入口になっています。順番は、猫を探す、猫になる、猫の世界を作る。かなり整った三段構成です。