英国ヘレフォードシャーで、資料の方から住民に会いに行く移動博物館「Museum on the Move」が始まりました。車両には博物館の実物資料、持ち運べる展示、手で触れて学べる体験コーナーが載せられ、地域の催しなどを巡ります。

その移動博物館の目印になる旗は、地元の小学生を対象としたデザイン募集で決まりました。応募は400点以上。選ばれた案は実際の羽根形の旗になり、移動先で来場者を迎えます。個人名や顔写真を紹介しなくても、旗そのものが地域の子どもたちの参加を伝えます。

一般的な博物館は建物の中で来館者を待ちますが、この企画では収蔵品の一部が町へ出かけます。大きな施設まで足を運びにくい地域でも、身近な場所で歴史資料に触れられます。旗は単なる飾りではなく、『今日はここに博物館が来ています』と知らせる小さな看板です。