ロンドン北東部のレッドブリッジ区は7月24日、子どもが10歳になるまでに10の体験を楽しむ「Ten by Ten」を始めたと発表しました。並ぶのは、自転車に乗る、図書館カードを作って本を借りる、料理を覚える、楽器を試す、森を訪ねるといった項目です。10項目ありますが、試験の点数は一つも入りません。
残りは、博物館や美術館へ行く、生の公演を見る、泳ぎを覚える、農場を訪ねる、海辺へ行く、の五つです。特別な才能を早く見つけるための競争ではなく、身近な活動から子どもの好奇心や新しい関心が生まれる機会を増やすのが狙いです。図書館カードと砂浜が、同じ一枚の体験表に並びました。
区の公式ページでは、地域にある森、公園、農場、プール、音楽教室などを使って、まずいくつか試してみるよう呼びかけています。レッドブリッジは、UNICEF英国委員会から「子どもにやさしい自治体」として認定された英国初の区です。今回の企画も、教室の外で楽しみながら学ぶ機会を見つけやすくする取り組みの一つです。
計画は始まったばかりで、区は今後、保護者が10の体験を暮らしへ組み込みやすくする追加支援を整えるとしています。全部を一日で回るスタンプラリーではなく、10歳までの長い予定表です。最初の一つが図書館でも自転車でもよく、最後に海辺が残っても、締め切り前の景色はなかなか良さそうです。