頭がたいやきの刑事が、せんべい頭の相棒と大福盗難の謎を追います。講談社は7月15日、児童書『たいやきデカ(1)だいふくどろぼうを つかまえろ』を発売し、29日に作品の詳しい公式案内を公開しました。事件は甘味、捜査員も食品。警察署の食料分類がかなり難しそうです。
主人公のコゲンボは推理力こそ高いものの、普段は机に突っ伏しているほど面倒くさがりです。ただし、あんこを食べると「あんこマックス」に変身。相棒は石頭が取りえの新人刑事カタスギで、その頭はせんべいです。名前と能力と原材料が、ほぼ同じ方向を向いています。
第1巻の舞台はオイシー警察署と商店街。和菓子店から名物の大福が盗まれ、2人が犯人を追います。物語は全64ページのフルカラーで、すべての漢字にふりがな付き。小学2年生までに習う漢字を使い、対象年齢は5歳からと案内されています。
絵本を卒業するころの子どもが、一人で読み進めやすいシリーズとして作られました。タイトルは刑事ものでも、実際に発生するのは本の中の大福事件だけです。読者が補給するのは、捜査用のあんこではなく64ページ分の笑いと謎解きです。