米カリフォルニア州ユカイアの図書館で8月29日、家庭で余った野菜と保存食品を地域で分け合う『Produce & Pantry Share』が開かれます。家庭菜園の収穫物に加え、未開封で期限内の常温保存食品も受け付けます。図書館へ返す本は必要ですが、受け取ったトマトに返却期限はありません。行き先は本棚ではなく、その日の食卓です。

仕組みは簡単です。余剰作物や食品がある人は会場へ持参し、訪れた人は並んだ品を無料で持ち帰れます。交換する品を必ず用意する物々交換ではなく、持ち寄る入口と受け取る入口を同じ場所に置きます。余らせずに食べてもらうことが、この催しの目的です。

主催するYokayo Seed Projectは、種や植物を地域で分け合う活動を図書館と続けています。今回の案内も図書館の『Seed Library』関連イベントとして掲載されました。種から育った作物が余れば、今度は食品として図書館へ戻ってくる。貸出カウンターとは別の、小さな循環ができています。

開催は午後2時から4時までで、参加は無料です。8月29日だけでなく、9月26日と10月24日にも同じ時間で行われます。公式案内は英語とスペイン語の二言語で掲載。野菜も保存食品も言葉も、入口を一つに絞らない共有会です。