アイルランド南東部のウォーターフォードで8月23日、親子がバイキング時代の暮らしを手で確かめる講座が開かれます。会場はMedieval Museum。衣装を着て、工作をし、複製品を実際に持って学ぶ90分です。展示ケースの前で見るだけではなく、歴史のほうから試着室へ来てもらいます。
講座は午前11時30分から午後1時までで、参加は無料です。公式案内は、自閉症のある人にも参加しやすい催しとして掲載しています。本物の文化財を手渡すのではなく、触れられる複製品を使うため、形や重さを感じながら資料そのものも守れます。未来の歴史家を育てる講座ですが、最初の仕事は衣装選びかもしれません。
この町とバイキングの関係は、催しの飾りではありません。Waterford Treasuresによると、バイキングがウォーターフォードを築いたのは914年。中心部の三角形の居住地は、今も『Viking Triangle』と呼ばれています。講座会場の近くにあるReginald's Towerは、アイルランド最古の公共建築で、800年以上にわたり使われてきました。
塔の最初の建物は914年以降にバイキングが築き、12世紀にアングロ・ノルマン人が建て直しました。現在はバイキング時代の展示施設です。衣装、工作、複製品から始めた親子の一日は、町そのものが教材になって続きます。ウォーターフォードでは、住所に着く前から歴史の授業が始まっています。