米モンタナ州アシュランドの銀行ロビーに7月24日、子どもが無料で本を選べる「Little Lobby Library」が開設されました。対象は地域の子どもと家族で、銀行口座も商品の購入も不要です。お金を預ける場所にできた本棚ですが、本を借りるための残高確認はありません。

本棚には幼い読者向けのさまざまな本が並び、子ども1人につき1回1冊を選べます。持ち帰った本はそのまま手元に置いても、読み終えたら本棚へ戻しても、友達へ渡しても構いません。「貸出期限」よりも、次の読者へ本が動くことを大切にした仕組みです。

利用できるのは支店ロビーが開く月曜から金曜の午前9時から午後3時までです。地域からの寄付も受け付けており、0歳から15歳に適した新品または状態のよい古本を支店へ持ち込めます。銀行員だけで本を選び続けるのではなく、町の本棚として少しずつ内容を育てます。

名称は「小さなロビー図書館」という意味ですが、公式発表はこれを通常の銀行業務を超えた地域支援と位置づけています。用事がなければ入りにくく感じる銀行のロビーに、子どもが本を探す別の理由ができました。番号札を取る代わりに、今日は表紙を一枚ずつ見比べられます。