写真家の岩合光昭さんが全国47都道府県で撮影した猫を紹介する展覧会「ご当地ねこ」が、7月24日から8月30日まで岡山市の杜の街グレースで開かれます。岡山・四国エリアでの開催は今回が初めて。約140点の写真が、全国各地の風景とそこで暮らす猫の姿を伝えます。

撮影には約10年かかりました。主役は猫だけではなく、町や島の景色、人の暮らしとの関係も含まれます。同じ日本でも、背景が変われば猫の居場所も変わる。47都道府県を一つの会場で見比べられるのが、この展覧会の面白いところです。

岩合さんは半世紀以上、猫をライフワークとして撮影してきました。2012年からはNHK BSの「岩合光昭の世界ネコ歩き」の撮影も続けています。8月8日には会場でギャラリートークとサイン会を予定しており、午前11時と午後2時の2回行われます。

47都道府県の猫へ同じ日に集合をかけるのは、おそらく誰にもできません。写真なら約140点が岡山にそろいます。会場を一周すれば、移動距離は短いまま、猫を通して北海道から沖縄まで巡れます。猫たちには県境の意識はなさそうですが、見る側には立派な全国展です。