東京・吉祥寺に8月8日、マーモットの保護と啓発を目的にした複合施設「マモテラス」が開業します。建物は3階建てです。1階はカフェ、2階はアート展示、実際のマーモットが暮らすのは3階だけ。会う前に、プリンと絵で丸い姿を二度予習できます。
1階の看板候補は、マーモット「まもち」の丸みと少し眠そうな表情を表した「まもちプリン」です。体の色や形を取り入れたオムライス「マモムライス」も用意します。2階には11人のクリエイターらによる作品を含む20点以上のマーモットアートを展示。9月30日までは入場無料で、1階と2階は予約なしで利用できます。
3階は完全予約制・定員制で、20分と60分の二つのプランがあります。マーモットへの接触や抱っこは行いません。来場者は、それぞれのペースで暮らす様子を見守ります。営業時間中にも正午から1時間の休憩を置き、姿が見えない場合もあると案内しています。主役の予定表には、接客より休憩が先に入っています。
既存の中野施設は、保護、療養、日常ケアを担う拠点として機能を広げます。吉祥寺は来場者へ生態や個性を伝える場所、中野はケアを支える場所という分担です。カフェだけで終わらず、かわいさを入口に飼育環境や命の扱いまで伝える設計になっています。会える施設を増やすと同時に、会わずに休める場所も確保しました。