米国ワシントンD.C.のスミソニアン国立動物園で8月4日、雄のジャイアントパンダ、バオ・リーが5歳の誕生日を迎えました。朝9時からの誕生日会で飼育員が用意したのは、園の調理チームによる果物ベースの特製氷ケーキです。ろうそくの火はありません。主役が竹を食べる動物なので、消火より先に献立が平和です。

会場では書道、塗り絵、フェイスペイント、パンダのクイズなども実施されました。遠方の人向けにはジャイアントパンダ・カメラでライブ配信。人間の誕生日会なら集合写真は最後ですが、こちらは最初からカメラが待機しています。

バオ・リーは2021年8月4日に中国・四川省で生まれました。園の公式解説によると、名前の「Bao」は宝や大切なもの、「Li」は活力や力を意味します。合わせると「活発で生命力のある力」という意味です。5歳の目標を名前の時点でかなり先取りしています。

ライブ配信を支える設備も小さくありません。2024年の改修で40台のカメラと操作機器が更新され、2001年の配信開始以来、パンダカメラの視聴者は延べ1億人を超えています。氷ケーキは一頭分でも、誕生日席は世界中に用意できる仕組みです。