米国シアトルのウッドランドパーク動物園に、2歳のオスのマヌルネコ「グース」が仲間入りしました。オハイオ州のコロンバス動物園から移り、現在は園内のレプタイル・レルム近くにある屋外展示場で、新しい環境に少しずつ慣れています。

猫なのに名前が英語でガチョウを意味する「Goose」なのには、家族ぐるみの理由がありました。以前の動物園で、父親のムース(Moose)と兄のルースター(Rooster)の名前に響きをそろえて名付けられたそうです。3頭を並べると、ムース、グース、ルースター。動物の種類は名前からほとんど推理できません。

マヌルネコはもともと単独で暮らし、人目を避けるのが得意です。動物園も、すぐ姿が見えなくても少し時間を置き、別の場所を見てから戻るよう案内しています。展示場には屋根のある場所や丸太が加えられ、食べ物をつるす器具、パズル式の給餌道具、ばねで動く遊具も用意されました。

体の大きさは一般的な家猫に近く、体重は最大約4.5キロ。猫の仲間ですが、いわゆる「ニャー」とは鳴かず、うなり声や威嚇音のほか、ガチョウのような声や、さえずりに似た声を出すこともあると紹介されています。名前だけでなく、声まで少し鳥寄りの新入りです。