カナダのトロント動物園で8月2日、コビトカバの雌の赤ちゃんが生まれました。午前8時15分ごろに母親キンディアの出産兆候を確認。約1時間半の本格的な陣痛を経て、午後に無事誕生しました。名前はまだありませんが、立ち上がりの練習はすでに始まっています。
赤ちゃんは生後約15分で立とうとし、数時間後には自信を持って歩き回るようになりました。授乳が確認されたのは生後約4時間半です。人間ならまだ出生届の話をしているころですが、コビトカバは先に歩行訓練へ進みました。
母子は現在、一般客が入れない『リトル・ヒッポ・ホロウ』の奥で過ごしています。動物園は24時間体制で見守っており、公開時期は今後知らせる予定です。誕生ニュースは届きましたが、面会予約はまだ受け付けていません。
野生のコビトカバは西アフリカの森や湿地に暮らし、推定で約2,000~3,000頭。絶滅危惧種に指定されています。今回の誕生はかわいいだけでなく、飼育下の個体群を健全に保つためにも重要です。小さな一歩ですが、種にとってはかなり大きな一歩です。