NASA地球観測所は7月24日、米ユタ州キャッスルバレーに完成した大規模太陽光・蓄電施設の衛星画像を公開しました。2024年6月には乾いた土地が広がっていた場所に、2026年6月の画像では格子状の設備が出現しています。NASAが建設した施設ではなく、人工衛星ランドサット8が変化を記録したニュースです。
施設に並ぶ太陽光パネルは約100万枚。さらに約500基の蓄電池を備えます。太陽光による発電容量と蓄電設備は、それぞれ400メガワットです。関係者は10万世帯を超える家庭へ電力を供給できる規模と見積もっています。枚数を聞いても想像しにくいのに、宇宙から見るときれいな方眼になります。
キャッスルバレーは19世紀末から石炭採掘が続いてきた地域です。新しい施設は、かつて石炭火力発電所のために整備された送電線も活用できます。土地のエネルギーの歴史を全部取り替えるのではなく、既にある電気の通り道へ別の作り方を接続する形です。
ユタ州では石炭が州の公式な岩石に選ばれています。NASAによると、州内の発電に占める石炭の割合は2015年の約75%から2025年には約半分へ下がり、太陽光はほぼゼロから約14%へ増えました。州の岩石は石炭のままですが、谷の模様はかなり先に変わっています。