米国ユタ州のホーグル動物園で6月14日、コモンイボイノシシのオスの子ども2頭が生まれました。この動物園でイボイノシシが誕生するのは初めてです。兄弟はチャドとウォートンと名付けられ、母親のティキティと非公開の巣穴で最初の数週間を過ごしました。
7月17日の公式発表に記された体重は、ウォートンが11.1ポンド、チャドが11.2ポンド。キログラムにすると約5.03キロと約5.08キロで、差はわずか0.1ポンド、約45グラムです。名前も顔つきも違う兄弟ですが、公表された数字の上では、ほとんど同じ重さで並びました。
母親のティキティは今回が初めての子育てです。飼育・獣医チームは必要なら人工哺育を手伝えるよう準備していましたが、ティキティは注意深く子どもの世話を続けたため、最初の2週間は親子の時間を優先しました。現在は、園内のアフリカン・サバンナの展示場を親子で歩くことがあります。ただし休める屋内の巣穴も自由に使えるため、いつでも必ず会えるわけではありません。
野生のイボイノシシは、成獣のメスと子どもを中心に「サウンダー」と呼ばれる家族群で暮らします。子どもは生後6〜7週間ほど巣穴で授乳を受け、その後、母親と外へ出て食べ物の探し方などを覚えます。今回の兄弟も、動物園初という大きな記録を背負いつつ、まずは2頭そろって外の歩き方を練習中です。